SEO対策の基本のキ

SEOの基本のキは優れたコンテンツを書くことだ。
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SEO対策とは、Google などの検索エンジンで自分の教室に関係するキーワードが検索された際、検索結果に自分のサイトが上位に掲載されるように対策することです。
検索でトップをとるのが目的ではありません。検索ユーザーが検索結果のトップページに掲載されるページを閲覧することが多いので、検索ユーザーに少しでも自分の教室のことを知ってもらうために、上位掲載を目指すのです。
SEO対策に成功して、月50万以上のアクセスを集めている人もいます。これだけの数のアクセスを Yahoo Japan! などの検索サイトのテキスト広告で集めるとなると、1クリック9円(←人気キーワードがこんなに安いことはありえないでしょうけれど)だとして、月450万円広告費がかかります。SEO対策を自分ですればタダ!
だから、みんな血眼になって、検索順位を決定する要因は何か研究するのです。

Google の社員によると、検索順位を決定する際考慮する要素は全部で数百以上あるということですが、その中でもっとも重要なことは2つで、その他はそれほど大きな因子ではないとのことです。その二つとは、

  • リンク
  • コンテンツ(記事の内容)

です。
【詳解レポ】ついに公式発言、Google検索順位2つの要因とは

コンテンツ(記事の内容)がよければ、その記事を話題にしたり、引用したりする記事か増え、自然にリンクが増えます。いわば、リンクは記事に対する評価といえます。
サイト内部からリンクを張ると内部リンクという手法もありますが、ブログの書き手にとって重要なのはやはりコンテンツです。コンテンツあってのリンクだからです。

リンクの売買は規約違反

以前は、リンクを売るSEO業者がいて、お金を出せば、全く無関係なホームページでも、無理やりリンクしてくれて、それで検索順位を上げるというようなことがされていたこともあります。こういうのはリンクプログラムと呼ばれてしました。内容に関係なく、リンクを張るわけですから、記事に対する正しい評価とはいえません。そこで、Google は、リンクプログラムと疑われるものをすべてカウントから外し、検索順位を軒並み下げました。そしてリンクプログラムは、Google の規約違反だと明確に断じています。
リンク プログラム

その一方で、Google は記事の内容について正確に把握し、評価するプログラムも発展させてきました。とはいっても、プログラムが評価できるのは、文章量やキーワードや関連語句の出現率等、数値化できる範囲であって、内容の評価まではできません。そのため、Google はリンクを重視する姿勢は変えていません。
とはいえ、もはや業者からリンクをもらうような小細工は通用しません。むしろ有害でさえあります。
ですから、書き手にとってSEO 対策の基本のキは、やはりコンテンツ、つまり質の高いコンテンツといえます。
そしてブログは、コンテンツ重視の検索エンジンに対してたいへん有利です。なぜなら、さまざまなコンテンツを盛り込め、さらにひとつひとつのコンテンツの質を高めていけるからです。

質の高いコンテンツとは

Google は質の高い記事として以下の点を挙げています。

有益で情報が豊富。
他のサイトより価値が高くて役立つ。
信頼性がある。
高品質。
ユーザーを引き付ける。

1.4 質の高いコンテンツを作成する

Google は上記5点に関して具体的を上げて説明していますが、ここでは日本人が盲点となりがちな点に即して解説します。

1. 有益で情報が豊富

情報を有益なものにするには、いきなりハイレベルの話を展開するのが得策です。ただし、初心者にもわかるように、懇切丁寧に解説しながら。
専門用語も遠慮なく使いましょう。ただし、初心者でもついていけるように、簡潔に説明しながら。

2. 他のサイトより価値が高くて役立つ

異なる視点を大切にしよう。
何かキーワードを検索をすると、同じような内容のページが並ぶことが多くあります。執筆する際、狙ったキーワードで現在上位にあるブログの記事を真似して書くから、同じような内容になってしまうのです。
ならば、先行する記事とは違った視点から書けば、違った内容になるはずです。それが価値を持つかどうかは、読者にまかせればいいでしょう。

3. 信頼性がある

この項目で、Google は「独自の調査、引用、リンク、レビュー、証言などを通じて、サイトの信頼性を示します。」といっています。独自の調査をいつも提示できるならいいのですが、そうでないならば、信頼できる筋の調査や意見を引用しましょう。その際、ちゃんとリンクを張ってオリジナルを明示することは大切な作法です。さらに重要なのは、どこまでが自分の意見で、どこからが他人の意見かはっきり区別することです。

4. 高品質

Google がというより、欧米人は一般に、オリジナリティを高品質の前提に考えているようです。荒削りであっても、オリジナリティが感じられるものは高く評価します。逆に日本人はオリジナリティより見た目の"美しさ"ばかりに目を奪われがちで、荒削りなものを磨いて品質を高めるという発想が乏しいように思います。ですから、細かい部分はきれいに仕上がっているけれど、どれも似たようなもので、海外の独創性に負けてしまうのです。
まずは、大雑把でもユニークなアイディアをいろいろ出し、そこから選んだものを洗練させていくという方法を取りましょう。

5. ユーザーを引き付ける

ユーザーを引き付けるというと、何か凝った画像のような視覚的イメージを思い浮かべがちですが、Google は、むしろ引き離し要素に言及しています。すなわち、誤字脱字、不自然な文体、事実誤認などユーザーを不快にする要素を極力排除しようと述べています。

同じ流れで、無効なリンク、多すぎる量の広告、コメントスパムやスパム投稿などにも注意を促しています。
いずれも、ユーザー目線に立ったブログこそが、質の高いコンテンツにつながるという発想です。

まとめ

検索順位を決定する要素は数百ありますが、そのうちとりわけ重要なのは、コンテンツ(記事の内容)とリンクです。
このうち、リンクに関してはかつてリンクプログラムなどの不正が横行したため、検索エンジンの対応が厳しくなり、サイトの書き手側が操作しにくくなりました。結局、SEO の基本のキは、いかに質の高いコンテンツを書くかということにつきます。そのために、

有益で情報が豊富
他のサイトより価値が高くて役立つ
信頼性がある
高品質

この5点が、ユーザーを引き付けるのに重要です。

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