ホームページリニューアルのための10のチェックポイント

ホームページリニューアルのための10のチェックポイント
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ホームページをリニューアルするタイミングとはいつでしょうか?

A. 前にリニューアルしてから3~4年程度
B. デザインが古臭く感じ始めたころ

A、Bどちらもあながち的はずれではありませんが、このような考えでリニューアルすると失敗してしまいます。なぜなら、現在のホームページの抱える問題を明確にせずに、ただデザインを新しくしたのでは、現在の問題を解消できず、リニューアルしても何の効果もないからです。
ですから、ホームページをリニューアルするタイミングとは、リニューアルしなければ解消できない現状の問題点が浮かび上がってきたときといえます。

なぜ、リニューアルしなければ解消できない問題が発生するのか

そもそも最初にホームページを作ったとき、問題に対応しているはずだから、リニューアルする必要はないはずだとお考えの方もいらっしゃるかもしれません。
ITの進展は目覚ましく、そのパワーは社会を大きく変えました。ホームページも当初はチラシ替わりくらいに認識されていましたが、今では、ネットという新たな世界での集客の要になっています。チラシのつもりで作っていたホームページでは、今のネット社会に対応しきれないのです。
ですから、今のホームページのどこが問題なのかしっかり分析して、問題解消のために、リニューアルプランを練りましょう。

ホームページリニューアルのためのチェックリスト

現在のホームページがリニューアルが必要かどうか、下記チェックリストでご確認ください。

文字のサイズが小さい。
一部Flash を使っている。
お問い合わせフォームがなく、メールアドレスを表示している。
見た目が古い。
自分でページの追加・修正ができない。
画像が多い(タイトルやボタンまで画像にしている)。
SEOがうまくいっていない(関連キーワードの検索結果の順位がおしなべて低い)。
モバイル(スマートフォン)に対応していない。
自分のホームページ以外のバナー広告がある。
ホームページがきっかけで、顧客(生徒)になる人が少ない。

3つ以上該当すれば、リニューアルを検討すべきでしょう。

とくに重要なモバイル対応

上記チェックリストのうち、「モバイル(スマートフォン)に対応していない」はとくに要注意です。これ以外すべて○でも、モバイル対応していないのなら、リニューアルを考えてください。なぜなら、モバイルでインターネットを利用するユーザーが急速に拡大しているからです。さらに検索エンジンの Google が、ホームページがモバイル対応であるかどうかを検索順位に反映させると明言しています。
とはいっても、ご自分のホームページがモバイルに対応しているかわからないという方もいらっしゃるでしょう。そのような方は Google の専用ページで、モバイルフレンドリーテストを行ってみることをお勧めします。
モバイル フレンドリー テスト
枠の中にホームページのアドレスを入れると、自動的に診断してくれます。
そしてよければ、緑の文字で このページはモバイル フレンドリーです と返し、悪ければ、赤い文字で このページはモバイル フレンドリーではありません と表示し、改善点を指摘します。

注意すべきなのは、スマートフォン専用に作ったはずのページでも、このページはモバイル フレンドリーではありません と返すことがあることです。
改善点に関する指摘から推測すると、最新の技術で作っていないと、いくら古い技術でスマートフォン専用ページを作っても評価しないということのようです。
無料でモバイル対応ページを作るWebサービスでも、モバイル フレンドリー テストに神経質になっているところを見ると、このようなサービスで作ったモバイルページも、モバイル フレンドリー テストでは合格しないことがあるのかもしれません。
無料のモバイル対応ページを利用する際は、注意が必要です。

アメブロユーザーを悩ませる「ページの読み込みに関する問題」

ところで、アメブロで自身のホームページを開いているという方は、全員、上記「モバイル フレンドリー テスト」には合格しているはずです。これはアメブロがサイト全体で、モバイル対応しているからです。
ただし、「このページはモバイル フレンドリーです」の上に、オレンジの警告マークが「ページの読み込みに関する問題」という文言の前についているはずです。これは、Googlebot というプログラムが調査のために、ファイルを読み込もうとして、拒絶されたということを示しています。
その隣の「詳細を表示」をクリックしてみると、拒絶したファイルが出てきますが、ほとんどユーザーの皆さんには関係のない、アメブロ本体のjsファイルなどのはずです。(ユーザーが重い画像を多用している場合、一部読み込まれないことがあります。)
ならば、無視していいのかというと、そうではありません。
「モバイル フレンドリー テスト」は、標準的なモバイル環境で読み込んだときのレンダリングスピードをシミュレートしているので、ページがすべて読み込めない場合、検索順位に若干の悪影響を及ぼすことがあると思われます。
なら、どうすればいいのか?
Googlebot を拒絶している robot.txt というファイルを修正する必要があります。
しかしこの robot.txt は、アメブロの担当者でないと修正できません。
ということで、アメブロユーザーはアメブロに留まる限り、割を食うのを覚悟しなければなりません。

まとめ

ホームページのリニューアルは、いまのWebサイトが、現在のネット社会に対応できていない点が浮かび上がってきたとき、それを解消するために行いましょう。リニューアルすべきかどうかのチェックポイントを10項目掲げました。該当するものが3つ以上あれば、リニューアルを検討してください。ただし、モバイル対応していない場合は、ただちにリニューアルに取り組みましょう。

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